コラム

離婚裁判に強い弁護士ランキング【口コミ評判と流れ】

浮気による離婚裁判でおすすめの弁護士や、慰謝料が請求できるケースなどをまとめました。

弁護士への相談は必ず複数に!【はじめに】

弁護士で意見が違う!

浮気や離婚問題だけではなくとも、”弁護士”という言葉に異常な信頼感を感じている人も世の中にはたくさんいます。

しかし生きていると遭遇する様々なトラブルや相談事において、弁護士に相談してみると意外と各先生で意見が違うものです。

たとえば当サイトで詳しく調べた問題の中で、この浮気問題に近いテーマとして「浮気相手との密会を録音した音声データは、裁判の証拠になるのか?」という問題。
これについては、どこからが盗聴でどこまでが合法な録音なのかという分かれ目が重要ですが、それについては特に弁護士間で意見が違うようです。

各先生で意見が違うからこそ法廷闘争が起きて裁判の存在意義が生まれるという背景もありますよね。
全ての法や事例を正確に認識しているスーパーマンがいればその人に相談すれば全て解決するわけなので、わざわざ馬鹿にならない費用をかけて裁判を開く必要なんてなくなります。

なので法律相談をする際は必ず複数の弁護士に相談をしましょう。
病院のセカンドオピニオンと同じですね。

離婚裁判に強い弁護士おすすめランキング

離婚に強い弁護士の評判ランキング

総合力がおすすめ「アディーレ法律事務所」

テレビCMなども打っている大手の法律事務所としてその名前を聞いたことがある方も多いでしょう。

その通りアディーレ法律事務所にはやはり多くの事例が集まっているようで、ネット上での口コミも多数見られます。
基本的に離婚裁判は、どれほどの数をこなしたかでその対応力が図れると言える面があります。
「浮気をされたから別れる」逆に「浮気をして慰謝料を請求されている」という状況は同じだと言っても、その浮気の内容(関係の長さ、不貞行為の回数、経済状況、不貞行為が及ぼした家庭への影響の大きさ)などによって慰謝料は大きく変わってくるため、どれだけ多くの事例を経験し、あなたの相談内容の類似事例をこなしたかどうかが重要です。

当サイトでも、慰謝料の平均額や決め方などをまとめていますが、結論としてはケースバイケースというのが一つの答えです。
さきほどの「浮気の内容」でだいぶ変わります。

そうなると、事例数をこなしている法律事務所に相談した方がよいというのは多くの人が行き着く結論であり、そういう循環が起きているからこそ大手事務所はさらに口コミを伸ばしていると言えます。

基本的に利用者が増えれば悪い意見も増えます。
批判的な口コミが少ない事務所・会社というのは、そもそも顧客数が少ないというのはどの業界にも言えることでしょうね。

これだけの大手ですので批判的な口コミが一定数存在するのは仕方ないですが、その中で好意的な意見が目立つのは信頼の証です。

離婚の専門性に評判「ベリーベスト法律事務所」

こちらも名の知れた大手事務所ですね。
こちらの強みは離婚問題を専門とするチームの存在とそこに在籍する弁護士数の多さ。

一部の少数だけをそういった専門チームとして囲っているのではなくその内容も充実していますので、日々多くの相談が寄せられている信頼の大手事務所の一つとして地位を築いています。

女性弁護士の割合も高く、同性の先生に相談したい方のニーズにも応えやすい環境と言えますね。

こういった大手事務所に相談する際の大きなメリットの一つが、対応の早さです。
これは、一人の弁護士が多くの案件を片手間でこなさなくてはいけない個人事務所と圧倒的な差が生まれるところです。

離婚裁判を何度も経験する方は少ないためあまり実体験を持っている人は少ないでしょうが、まず知るべき点として、離婚裁判には時間がかかります
1か月などの短期決着ではなく、基本的に6か月~2年の長期戦です。
その中で日々こちらの不安や要望と向き合ってくれるかどうかというのは、弁護士を探す初めの段階ではあまり重視しない点ですが、実際はかなり重要です。
気の合う友人に愚痴るのとはわけが違います。
離婚裁判は遊びではないので、法律的な専門知識のある方のアドバイスを受けないと最終的にこちらが損します。
裁判を開くまで家庭の環境が悪化しているのであれば、それはもう友達の輪の中で愚痴を言って終わらせるという段階は過ぎています。

裁判を進めるうえで発生するあらゆる細かい問題に対して、次々と不安が生まれるでしょう。
そこに向き合うことを疎かにしない法律事務所は結果的に口コミも良い意見が集まるという傾向もあるでしょうから、是非とも皆さんも、離婚裁判の弁護士を探す際はそういった「日常的な対応スピード」に重きを置いて探してみるとよいでしょう。

離婚裁判にはどれくらいの期間がかかるのか?

基本的に6か月~2年間がかかります。

裁判の前段階の離婚調停は半年ほどですので、その倍ほどの期間は見ておいた方がいいです。

離婚裁判に至るまでの流れについては、離婚の流れや協議離婚や調停の違いをまとめた記事もご覧ください。

浮気で慰謝料が取れるケース

婚約していれば入籍してなくとも慰謝料は取れます

夫婦であれば慰謝料が発生しますが、カップルであれば発生しないというのは多くの方がしるところですよね。

ただしカップルであっても婚約していれば慰謝料が発生するということをあまり知らない方も多いようです。

そしてもっと言うと、どういう状態を法的に有効な婚約と呼ぶのかについては、正確に答えられる人はさらに少ないでしょう。
いくつかの条件を満たしていないと、慰謝料が発生する婚約状態とは言えません。
もし該当する方は、婚約中の浮気と慰謝料をまとめた記事が参考になるかと思います。

事実婚でも慰謝料は取れます

内縁や事実婚の状態で浮気をされたケースでも慰謝料は取れます。

多くの人が該当する法律に縛られた夫婦関係(法律婚)だけが夫婦の形ではなく、様々な分野で多様性が存在感を増している現代においては特に、そういった事実婚や内縁関係で生涯の伴侶との関係性を維持しているカップルも増えてくるでしょう。

「色々なものに縛られない」というイメージのある事実婚ですが、慰謝料に関しては請求が可能。
しかし法律婚とは手順が違う部分もあるため、事実婚状態にある方は、事実婚や内縁のメリット・デメリットと慰謝料をまとめた記事もご覧ください。
そちらの記事はこれから事実婚を検討している方々にも参考になるかと思います。
社会保険の扶養になるなどは事実婚では無理なのでは・・・と思いがちですが、ちゃんと入れます。
そういう税制面でも優遇がありますので、別姓のままでいられるため手続きが簡略になるという大きなメリットの他にも、事実婚を色々な角度から見て最適な愛の形を見つけられたらなと思います。

1回だけの浮気では慰謝料は取れません

よく言われるのが「たった一度浮気している証拠が取れただけでは慰謝料は取れない」ということ。
意外に感じる方もいるかもしれませんね。

夫婦間の浮気を不貞行為と言いますが、不貞行為が継続的に複数回行われていないと離婚事由になりません。
たった1回ではだめなんですね。

冒頭で弁護士の各先生で意見が違うことがあると言いましたが、この点に関してはどの先生も同じことを言うでしょう。
人によっては「証拠は2回でいい」と言う先生もいれば、「4回以上ないと弱い」と言う先生もいるようですが、弁護士の方に共通するのが「1回じゃだめ」ということですね。

この部分に関しては裁判で勝てる不倫の証拠とは何かでまたまとめていますので、もし夫・妻が浮気していると疑わしい方は是非覗いてみてください。
「2~3回の証拠を取る」と言っても何が証拠になるの?という方は特に必見です。

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